昨日は早々に切り上げてお通夜に行ってきました。
自分が18歳から3年半ダイハツ北海道販売で
板金塗装の仕事をしていたのですが
そのときに塗装を自分に1から教えてくれた師匠が43歳と言う若さでなくなりました。
当時、何も出来ない自分に全く1から下地から板金・塗装とすべて教えてもらった恩師です。
シルバーのぼかし塗装が全然出来なくて
何回も失敗して、一緒に残業して一生懸命教えてくれました。
仕事も覚え、1年ほどで大体マスターできるまで育ててもらいました。
去年10月末に、久々にダイハツさんに顔を出すと病気で入院中と聞き
お見舞いの電話をすると
『お前も子供いるんだから体は大事にすれよ!』
と言われそれが最後の電話になってしまいました。
本当に悲しい限りです。
今の自分があるのもこの方がいたからだと思います。
ご冥福をお祈りします。
明日はわが身。皆さんも健康には十分注意しましょう。
健康は人間も車も同じです。
今日はスペースギアのグロープラグの交換
正真正銘の三菱純正品
メイドインJAPANです!
安い海外品も出回っておりますが安い分持ちません。
北海道なら半年の寿命でしょう。
これがグロープラグ
まずグロープラグの説明
グロープラグとは・・・ディーゼルエンジンの始動時に燃焼室内の予熱を行い始動しやすくするものです。
始動しやすくすると言いますか、これがだめだと始動しません。
エンジンがかからないのです。
ガソリンエンジンではスパークプラグと言うプラグがついていますが
これは、エンジンの圧縮した混合気に点火する役目ですが
グロープラグは始動にしか使いません。
ディーゼルは圧縮熱によって点火するのでスパークプラグはありません。
朝一の始動が悪くて長時間セルを回さないと掛からない方いらっしゃいませんか??
ほぼ9割この部品の故障です。
掛かりそうなんだけど掛からないってこともあります。
4本のグローのうち1本もしくは2本切れるとこんな感じです。
4本だめだとまずエンジンは掛かりません。
セルモーターを焼き切る前に早めに交換しましょう。
インタークーラーを外して
ここに付いています。
外したものがこれ
外観では全くわかりません。
抵抗を測っても分かりません。
全く切れているというより、切れ掛かって駄目なものがほとんどです。
点検はバッテリーに繋いで見るしか無いですが、4本交換するのがベストでしょう。
交換完了
次にヘッドカバーパッキン交換
三日月のゴムパッキンのところからよく漏れます。
ボルト3本で外れますのでそんなにたいしたことはありません。
交換
組み付け
次にスロットルボディーのところからパッキンが悪くブローバイが噴いていたので取り外し
ひょうたん型のOリングが劣化してシール不良起こしています。
パッキンがカッチカチ
オイルでギトギトに
お風呂に入れてあげましょう
隅々まで綺麗に
パッキン交換して組み付けです。
次にターボのインテークホースのバンド不良でブローバイ漏れ
ホースバンドが緩かっただけです。
インペラーも良好
洗浄して完了
今までタービンの故障は経験無いです。
すごく丈夫であまり壊れた話は聞いた事がありません。
40万キロのタービンも見ましたが少しシャフトにガタがあっただけで
普通に動いていました。
さすが三菱
明日、オイル交換や下回り塗装して最終段階にしていきます。
で、今日は後輩がスペースギアロングを購入してくれました。
お父さんがスターワゴンに乗っていて車検が近いのでそろそろ入れ替えと言う事でうちのスペースギアをお勧めしました。
即決で決めてくれました!
しかも親に車を買ってあげるなんて・・・・・世の中捨てたものじゃないです!
後輩『平馬くん信用してますので!』
とのことです。
裏切れませんね!
きちんと整備してばっちり納めるね!!
今日も仕事している証拠をお伝えしました^^笑